L-10ESからFGX865へ...あの頃のように夢中で弾きたいモデル
左は「K.YAIRI YW-1000(1984)」、右は「YAMAHA L-10ES(1980)」。いずれもこの世に生まれて40年程のギターです。「YW-1000」は高2の冬、アポロビルにあった三木楽器で見つけ欲しくて欲しくてバイトして買ったギター。以来ずーっと愛用してて、あちらこちらのステージでも使った相棒です。一生モノのギターを高2で購入したわけですね。
「L-10ES」は2017年2月中古で購入しました。鳴りの良さは素晴らしく、また見た目にもほれ込んだわけです。ただここ2年程調子悪く、どこか音がモヤっとして感じに(カポがゆるめの音のような感じ)。普段弾いている時にも感じるものの、ライブではより強く違和感を感じるようになったわけです。見た目では指板はだいぶすり減ったようになってるし、トップに割れがありやや膨らみも。ブレイシングも浮いているみたい。
「YW-1000」は高校時代から苦楽をともにした相棒でもあって、購入価格をはるかに超えてもこれからもずっとそばにおいておきたい(今も何度目かのリペア待ち)って思うけど、「L-10ES」の今の状況からのリペアしていくことを考えると「う~ん」と悩んじゃうわけです。この違いはファーストオーナーでもないことが大きいと思うけど、結局手をかけてまで付き合おうって思えるにはならなかったのです。
ってことでL-10ESを手放して、ライブで使いやすいお手頃なモデルを購入しました。
「YAMAHA FGX865」です。このモデルは島村楽器さん限定モデルとなります。お客様が学生さんとか初心者の方が多い島村楽器さんのモデルなので、そういった方向性なのかもしれませんが、オール単板(トップ:スプルース、サイド・バック:マホガニー)モデルのエレアコで、価格もお手頃ながらなかなかのモデルではないかと思います。
サイド・バックがマホガニーのエレアコでYAMAHA...といえば、「FGX3」「FGX5」をまず考えました。ただ650mmのロングスケールが好きなこともあったのと、ウッドバインディングとかもおごられたりでコスパの高いモデルだなぁ~とずって気になってたんですね。
もちろん先のFG Redラベルシリーズと比較するとピックアップは違うし材も違うんでしょうけど、学生の頃みたいにあの頃のように夢中でいい音を鳴らせるように上手くなりたい!って気持ちがあって選んだモデルです。
ウッドバインディングがいいですね(^^)。
ピックアップは「System66」。評判のSRTピックアップではない一般的なピエゾピックアップですが、その分シンプルに使えそうですね。
ラベルはこんな感じ。緑色!緑ラベルではないけど、「緑のラベル」のFGです(^^)。
1980年11月製造だったL-10ESから、今回のFGX865は製造番号から2022年12月製造されたモデルと推測。ここからいい音が鳴るように成長してくれたらって思ってます♪