第16回音千祭に参加 猛烈な反省とちょっとしたご意見、感想などを
小学校の卒業式の文集だったか、みんな寄せ書きに言葉を書くやないですか。例えば「努力」とか「友情」「勇気」とかね。僕なんかホントなにも考えずに「勇気」って書いたんやけど、そんな中で「臨機応変」って書いた同級生がいてね。
『なんか素敵な言葉やなぁ』
って小学生なりにカッコよく思ったわけです。
臨機応変
辞書的な意味でいえば
状況に応じた行動をとること。場合によって、その対応を変えること。
ってなるかな。ただ状況だけなく、考え方なんかも含まれる感じがする。で、一見誰にでもできそうで、難しいよねこれ。これが出来ない状況を、悪く言えば「杓子定規」って言葉になるし、言い換えれば「ルーティン」なんてカッコよくも言えるわけですよ。で、僕は普段から「臨機応変」をもの凄く意識しているんやけど、意識しているって事は要は苦手なんよね。どちらかと言えば「用意周到」に段取りして、落ち着いて事にのぞむのが得意っていうかね。
ライブにのぞむ際に
だからですね。オープンマイクなんか以外は、セットリストは事前に決めていくしMCの流れも頭に描いていく事が多いかな。でライブの本番前は、事前に決めてた流れをチェックするって感じ。音だしをリハーサルって人が多いんやろうけど、僕はこれがライブにのぞむ前のルーティンになるかな。
※ちょいと懐かしいですね(^^)
さて「音千祭」のレポを
会場のトップバッターだったんで、事務局様からは「トップの方は機材のセッティングも兼ねて早めの入店を」っていただいてたんですね。だからオープン時間の30分前には入店したんやけど、機材が段ボールに入った状態の開梱からの準備やったわけ。これで焦りましてね。これ30分でできるんかいって。ましてや使った事もない機材ですしね。
なんとか事務局の方と機材を出してから、後は一人で見よう見まねでセッティング開始...ただ接続しても始めは音がでなくってね。もう~焦って焦って(^_^;)。たまたま知り合いのアーティストの方が、覗いてくれて助けてもらって音が出たんやけど、この時もう5分前を切っていたんですよね。
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「リンダリンダ」 THE BLUE HEARTSカバー
「歌えたらいいな」
「フレンチトースト」
「咲くサクラ、散るサクラ」
「涙くんさよなら」 坂本九カバー
「同じ空、同じ時間」
「気持ち華やぐこの場所に」
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出来る限り精一杯7曲40分間弾き語りしました。熱心に聞いてくださったお客様もいらっしゃいました。ただどこか他人事っていうか自分自身が冷めてるようなステージで、これが申し訳なくってね。猛省しております。ライブですから何があるかわからないわけですから、こんな時こそ小学校の頃に感銘を受けた「臨機応変」を改めて噛みしめてのぞまないといけないなぁ~って。
ここからはご意見、ご感想コーナー!
他の会場でトップにご出演のアーティストの方も多かれ少なかれ同じような事があったんじゃないかと思うんですよ。だから事前に早めに入店をって連絡をいただいてましたが、他の出番の方と比較してちょっと負担が大きくないかって思いました。もちろん運営自体はボランティアであり大変なのはわかりますけど、同じくイベントに出演するわけですからそのあたりを考慮(例えば、準備内容を詳しく伝えていただくとか入店を1時間前にするなど)いただければなぁ~って。僕みたいに機材慣れしてなく、不器用で「臨機応変」に対応できない人って他にいるかもしれないですからね(^^)。