書店の前
約束してもない 君がくるはずもない
待ち合わせで溢れてる 書店の前通りかかる
眺めは変わらない 君を待つわけでない
周りはみんな待ち合わせ 書店の前立ち尽くす
腕時計こっちに向け 相手が遅れてるようなふり
舌打ちして困った顔した まるで...まるで本当みたいに
遠くに焦点合わせて ぼんやり君を探してみる
現れるわけないけれど 君をやめられないんだ
果たせぬ約束した 連れてってあげるよと
待ち合わせ場所決めた 書店の前いつものように
汚れた壁眺めてた 君の視線 力なく
周りはきっと楽しそう 書店の前行けぬまま
いつも遅れてくるから その度イライラしてたけど
必ず来てくれてた君に 何を...何を腹立てたんだろう
遠くから焦って走ってくる 君を見つけた気がするんだ
約束残したままだから 会いに来てくれたんだね
2023年7月頃作成。男女の別れの曲で、裏には悲しい別れの理由を込めた曲。その分明るめの曲調を意識して頭に浮かんだメロディーに逆らうことなく作った。