いつか明るい光

2024年2月4日

子供の頃眠れず 夜が無性もなく怖かった
世界の中で ひとり残される そんな悪夢よりも

目を開けても真っ暗 何も見えなくなったのかと
でもしばらくすれば必ず うっすら浮かんできたよ

果てしなく続く夜はないんだ 必ず陽はやってくる
そんな自然のルールに安堵したのさ

だけどいくら待っても明けない夜もある
はるか遠い空の向こうに明けない夜がある

大人になり目を閉じる 胸に襲う闇と戦った
世界の誰も 気づかないような ちっぽけなモノだけど

目を開けてしっかりと 見るのを恐れたその姿
誰のせいでもない自分の影 気づく日が来るから

差し伸べられた手を拒めばいい 先は誰のためでもない
自らで光をつかめる事感謝すればいい

だけど自分ではどうにもできない闇もある
はるか遠い空の向こうに明けない闇がある

だけど明けない夜にもきっと光ある
はるか遠い空の向こうも明けますように


2016年1月頃作成。自分の前にある不安とかって自分でなんとかできるけど、世界を見渡せば戦争だったり災害だったり自分で解決できないことが多い。そう思えば自分で克服できるものなら自分で何とかなるはずって思いで作った歌。

Posted by ふじみき