君がいる季節

2024年2月4日

桜を見ながら 咲き始めがいいねと
散り始めた姿 寂しそうに目を向けた

強い日差し受け 「暑い」と口にする
まぶしいか不機嫌か 目を細め僕を見た

いつだって君は文句いいながら
四季折々の空気 僕のせいにしてた

美しい季節にも一瞬の輝きと
陰りがある尊いのはどちらも同じさ

二人の年月もきっとそうなんだろうね
また巡りご機嫌な日が来るから

暗い日暮れ時 陽(ひ)が短くなると
西の夕空 見ることなく浮かない顔してた

風が冷たいから 吐く息も白くなる
身体縮こませて 僕の腕にからまった

誰のせいでもないのに文句ばかりだから
目まぐるしい表情 そんな君に苦笑い

美しい季節にも一瞬の輝きと
陰りがある尊いのはどちらも同じさ

二人の年月もきっとそうなんだろうね
また巡りご機嫌な日が来るから


2021年1月作成。色々な表情を見せる季節の情景と同じように、二人で過ごす時間もいい時もそうでない時もある。巡る季節のように二人の時間も過ごせたら...そんな事を思いながら作った曲。

Posted by ふじみき