まぶしい歌

2024年2月4日

一つの歌を聴くために 針を落としていたあの頃
面倒な分だけ思い出を 残してくれた気がするよね

スピーカーから流れる音 歌詞を見ながら追いかける
何かしながら聞くなんて もったいなかったよね

たやすく手に入れる 歌が目の前に溢れる
だけどもたやすく 消してしまう記憶も残らぬままに

君の歌を聴いた時 輝く何かを感じたんだ
その言葉とその旋律 ひと時も聞き逃せない まぶしい歌

レコードジャケット飾ってた 眺めるだけで耳に響いた
鳴らす事なく聴けるって なんて贅沢なんだろう

たやすく耳に入る 歌が響かぬまま過ぎる
だけども確かに 響く歌も僕の前にはあるさ

君の歌を聴いた時 輝く何かを感じたんだ
その言葉とその旋律 ひと時も聞き逃せない まぶしい歌

僕が歌った時にも 少しは届いているかな
かすかでいいからその印 まぶしければいいけれど

君の歌を聴いた時 輝く何かを感じたんだ
その言葉とその旋律 ひと時も聞き逃せない まぶしい歌


2016年12月作成。昔わくわくしながら聞いていた歌、そして簡単に入ってくるけど残らない今の歌。そんな今の時代に心に響いた歌を耳にし、わくわくを思い出しながら作った曲。

Posted by ふじみき